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蛍舞う夜を夢見て [自然]


何時もご覧頂いて有り難うございます、犬の事や食いしん坊なお話ばかりですみません、本日は真面目な事をお話させて下さい、実はもう5年以上前から、蛍プロジェクトなる事を始めました、有り難い事に、私のすんでいるところは都会に近いところですが、近所に蛍の舞う環境のところが何カ所か有りまして、初夏には蛍の舞う夜を楽しませて頂けます、三鷹大沢蛍の里、野川公園、調布蛍園、何処も自然発生する蛍がいるところです、卵から育てて放してもいますが、大沢は自然発生するところが2カ所有ります、一番蛍の舞う数の多いところは調布蛍園です、そこは学芸員さんが、研究熱心で丁寧に、卵から育てております、でもそこも悩みがございまして、肝心の蛍の幼虫に与える餌は何処かから採取して来なくてはならないと云う事です、そこで僕はなんとか蛍の餌のカワニナを繁殖出来ないかと考え、色々と試行錯誤して、ようやく都会でも自然界と同じ様にカワニナが繁殖出来る環境を作り出す事に成功致しました、

切り株のところについている大人のカワニナです、たくさんの子供を産みます、カワニナは卵ではなくて子供で生むんです、カワニナの繁殖にはまずカルシュウムが多く含まれている水が無いとだめですので、水槽には多くの牡蠣殻を入れてあります、牡蠣殻は乳酸カルシュウムで出来ているとかで水に溶けやすいと聞きました、カワニナの殻の成長には掻かせない条件だと言う事です、上の写真は水槽の全体を写したものですが、一番下の水槽から吸い上げて3段落として、浄化層に入れて一番下に出してくみ上げる、全ての水槽に砕いた牡蠣殻と砕かない牡蠣殻が入っております、水を浄化するバクテリアのすみかにもなるから、とてもきれいな水の条件を保ってくれており、水を換える必要が有りません名前は知りませんがとてもきれいな海老が何種類かおります、と言っても近所の池で捕って来たものですが、それも何処かから水鳥の羽や足に卵でついて来たのだと思います、

夜になると活発に活動しています、大和沼海老も水槽の掃除をしてくれると言うので飼っておりますがもう3年くらい生きております、水質の関係で沼海老は繁殖出来ませんがその他の海老は生まれたり死んだりの繰り返しです、


さざえの殻についた苔を良く食べております、クロレラの様な栄養が有るのではないかと考えられます、これからは落ち葉が水槽に入るので、また違った餌を食べる事で冬支度に入るのです、木の葉の筋だけ残してきれいな骨だけの木の葉を作ってくれます、栞でも作ればと思うのですが、そのうちに、大きなカワニナと、細かなカワニナがいる事でそこで繁殖している事が分かります、蛍の幼虫には始めは小さなカワニナが無いと育たないからいかにその場所で繁殖していないと困るかと言う事です、蛍を卵から育てるのはまだやるつもりは有りませんが、いくいくは近所の公園の川とか、最近出来た田んぼで蛍を飛ばせたらいいなと思っております、手始めに来年はその公園で、カワニナが育つかどうか試してみたいと考えております。皆さんの中で蛍に関する事で何かございましたら、是非教えて下さい、お待ち致しております、


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